チャドクガについて

近年、サザンカやツバキなどを食害し、その毒性から問題になっているチャドクガですが、発見が早ければその被害も最小限に抑えることが出来ます。

チャドクガの生態を知っていただき、早期発見、早期対策にご協力いただきたいと思います。

食害する樹木は ツバキ、サザンカ、チャノキ、シャラ等ツバキ科に限られます。

防除方法

@冬季と7月に葉裏に産み付けられる卵を見つけて葉っぱごと摘み取る。

A幼虫発生初期に枝ごと摘み取る。

  葉裏にびっしり並んでいるので発見しやすい。また、葉表には透かしたような食害痕が出来るのでそれを目安にする。

  幼虫が成長すると葉脈も残さない勢いで食害する。幼虫も樹木の全体に広がっていくので枝ごと切り落とすのは困難になる。

摘み取った枝葉はビニール袋(ポリ袋)に入れ、スプレー式の殺虫剤を吹き入れた後密封し、生ゴミ処理します。

チャドクガに刺されたら

もし触れたと気づいたら、セロハンテープなどを局部に貼って剥がし、毒針毛を抜き取ってください。その後流水で洗ってかゆみ止めのクスリを塗布すると良いでしょう。

チャドクガの幼虫には数十万本の針毛があり、脱皮した抜け殻、繭、成虫、卵塊すべてに毒針毛が付着しています。じかに触れないようご注意下さい。

また、風、飛来によって撒き散らすともいわれていますので、虫の発生に気づいたら洗濯物、近くの窓の開閉にも配慮したほうが良さそうです。

それでも、チャドクガが広がってしまったら…

広範囲に広がってしまったチャドクガに対しては、薬剤散布で殺虫するほか

ありません。ただし、薬剤散布で幼虫は死んでもその毒針毛は残ります。

殺虫剤を散布した直後は葉から糸状のものでぶら下がり、やがて下に落ちます。葉裏に列を組んだままこびりついているものも有ります。

直に触れないことはもちろん、根元周辺の草むしりなどの際には充分お気をつけ下さい。