マツケムシについて

マツ類の害虫として有名で、ヒマラヤスギやモミの葉も食害します。
幼虫は大型なので食害量も大きく、とくに最終齢における暴食により、樹の全葉が食いつくされます。
樹勢が衰弱し、直接枯死する場合もありますが、二次的にカミキリムシ類やキクイムシ類の寄生しやすい原因となります。

年の発生は2回です。
越冬幼虫は3月頃より食害をはじめ、6月頃まで続きます。
老熟幼虫は6月頃 枝の先などにマユを作り、蛹化します。
成虫は7〜9月頃に現れますが、とくに7月中旬〜8月中旬が発生の最盛期です。
その後 産卵し、ふ化幼虫は10〜11月頃まで食害し、幼虫のまま樹皮の割れ目、地際、落葉下などで越冬します。


防除方法

マツケムシが食害すると、葉先が細くなったり茶色くなったりしてきます。
早めに殺虫剤を散布します。
できれば、若齢幼虫期の9月に散布するのが望ましいのですが、この時期の幼虫はまだ小さく、食葉量も微小なので発生は注意しないと判りにくいものです。

毛虫には毒毛があるので、素手で触らないようにします。
脱皮した殻にも毒が残るので気をつけましょう。