カイガラムシについて

枝や葉、果実や根に寄生して樹液を吸収し、樹勢を弱らせるばかりでなく、排泄物に菌が繁殖してすす病を併発させ、美観を損ねます。種類も多く、形態や色彩、習性なども様々ですが、とにかく防除が難しい虫であるという点では共通しています。種類によって生態が異なるので、種類を調べ特定したうえで最適な時期に薬剤防除する必要があります。成虫になるとロウ質やキチン質で厚く覆われてしまうため薬剤で殺虫することは困難になります。卵期も薬剤は効きません。

カイガラムシの生態を知っていただき、早期発見、早期対策にご協力いただきたいと思います。

発見の目安

・葉にすす病が発生したり、アリが樹幹に行き来していたら、カイガラムシの発生を疑ってみる必要があります。
大概は幹、枝、葉の裏に吸着しています。ただ、とても小さい上にまったく動かないものもいるので、虫として認識することが困難です。


防除方法

・幼虫発生初期に薬剤散布で駆除します。(5月〜6月)
・発見したらすぐに捕獲すること。ツノロウカイガラムシのように幹に吸着しているものは古い歯ブラシや角へら等でこすげ落とします。